思わず頷くLGBTQ+当事者が体験する、ちょっとシュールで面白おかしい「あるある」を30個厳選!カミングアウトの珍場面からゲイダーの超能力化まで、笑いと共感の虹色ワールドへようこそ。あなたの知らない世界がここに。
「普通」という名の迷宮へようこそ。
そこのあなた! 私たちLGBTQ+の世界は、あなたが思うよりさらに深く、シュールで、愛すべき「あるある」の鉱脈なのです。
この記事では、LGBTQ+(性的マイノリティ)の「あるある」を30連発でお届けします。
当事者の方なら「それな!」と天を仰ぎ、そうでない方も「人類の多様性、ここに極まれり!」と笑い転げるはず。奇妙で愉快な30の日常風景を、ご堪能ください!
シュールで笑える!LGBTQ+あるある30連発
- 1. カミングアウトしたら「知ってた」と返される率、異常
- 人生を賭けた一大決心を、友人は「あ、うん。で、昨日のドラマ見た?」くらいのテンションで受け止める。私の数ヶ月の苦悩は、壮大な前フリだったのかもしれない。
- 2. 脳内に「どっちが男役/女役?」への模範解答が複数インストールされている
- 「丁寧な解説ver」「ユーモアで返すver」「ちょっとキレ気味ver」「無言で微笑むver」など、状況に応じて瞬時にペルソナを切り替える。もはや多重人格者の域。
- 3. ゲイダー(Gaydar)の精度が上がりすぎて、もはや超能力
- 初対面の人のオーラの色で仲間を察知する特殊能力。最近、能力が強くなりすぎて、その人の推しCPまで透視できそうになる。
- 4. 「男女の友情は成立するか」論争を神の視点で見守る
- 下界で繰り広げられる永遠のテーマを、雲の上から見物。「ふふ…愚かな人間たちよ…」と呟きながら、同性の親友とお茶をすする。
- 5. 虹色グッズへの反応速度が、光の速さを超える
- 視界の端に虹色が入った瞬間、首が180度回転する。それがただのクレヨンセットでも、謎の使命感を覚えてしまう。虹は我々を呼んでいる。
- 6. クローゼット時代の「異性愛者ムーブ」が黒歴史すぎる
- 無理やり異性のタイプを語っていた過去の自分を思い出し、タイムマシンがあったら全力で止めに行きたい。その痛々しさ、もはや芸術。
- 7. 自分のセクシュアリティ/ジェンダー説明資料が、脳内でいつでもプレゼン可能
- 急な質問に備え、PowerPoint形式(アニメーション付き)の完璧なプレゼン資料が脳内に常備されている。質疑応答タイムも完備。
- 8. ドラマのクィアベイティングに弄ばれる感情ジェットコースター
- 公式からの匂わせという名の燃料で、感情が乱高下。「今週は糖分過多」「来週は地獄」を繰り返し、情緒が常に株価のように変動する。
- 9. アライの友人の知識量が、自分を超えてくる
- 最新のクィア理論や歴史に詳しすぎて、もはや自分のメンター。「その解釈は2010年代のものだね」と指摘され、弟子入りを検討する。
- 10. 合コンに呼ばれ、なぜか審判か解説者のポジションに
- 恋愛の土俵が違うため、フィールド全体を俯瞰。「今のパスは良かった」「そこは踏み込みが甘い」などと的確なヤジを飛ばし、最終的にMVPを決める役になる。
- 11. パートナーを「相方」と呼んだら、お笑いコンビだと勘違いされる
- 「うちの相方がさ〜」で始まるトークは、大抵「M-1目指してるの?」に着地する。否定はしない。我々の日常は、壮大なコントなのだから。
- 12. トイレの男女マークの前で、一瞬哲学的な顔になる
- スカート人間とズボン人間の記号を前に「記号論とは…ジェンダー二元論とは…」と、数秒で大学の講義1回分の思考を巡らせる。結局、膀胱の意思に従う。
- 13. 好きなタイプを聞かれ、次元の壁を超えがち
- 「えーっと、2次元のあの人と、3次元のあの人と、あと2.5次元のあの人…」と答えて、質問者を異世界に誘う。恋愛対象は、この宇宙に限定されない。
- 14. カミングアウトのタイミングを、天気予報のようにうかがう
- 「今日のカミングアウト指数は80%。親密度前線が停滞気味なので、午後の決行が吉」と、心の中の気象予報士がささやく。
- 15. 「普通」という言葉に、ゲシュタルト崩壊を起こす
- 「フツウ」「フツウ」と聞きすぎて、「フ」と「ツ」と「ウ」がただの図形に見えてくる。普通って、誰? どこにいるの?
- 16. ストレートの友人からの恋愛相談、もはや名コンサルタント
- 当事者ではないからこそ見える景色があるのか、異性愛の複雑な力学をなぜか完璧に解説してしまう。顧客満足度No.1(ただし無給)。
- 17. 自分の人生、壮大な社会実験なのでは?と思い始める
- 次から次へと起こる珍事や障壁に、「これは何者かに観察されているのでは?」という壮大な陰謀論にたどり着く。見ているか、神よ。これが私の生き様だ。
- 18. 推しキャラが、ことごとくクィアコーディングされている
- 好きになるキャラクターが、なぜかみんな複雑な過去を背負い、同性にだけ心を開きがち。自分の潜在意識に組み込まれたアンテナが怖い。
- 19. 自分の知らないサブカルに、異常に詳しいと思われる
- 「マイノリティだから、演劇とか現代アートとか詳しいでしょ?」という雑な紐付け。残念ながら、私の専門は特撮とラーメン二郎だ。
- 20. 自分のセクシュアリティやジェンダーが、時々アップデートされる
- OSのように、定期的に自己認識のアップデート通知が来る。「Ver.3.1.2に更新しますか?」→「はい」。人生は永遠のβ版。
- 21. 「オネエ言葉」が標準語だと思われている
- ゲイ=全員が「〜だわ」「〜なのよ」を話すと思われている節がある。実際は、ごく普通のトーンで「マジ卍」とか言う。
- 22. パートナーとの馴れ初めを話すと、なぜか超大作映画だと思われる
- 「アプリで会いました」と答えても、「その裏にはきっと、社会の偏見と闘った涙の物語が…」と勝手に脚色される。実際はスタバで3時間喋っただけ。
- 23. ストレートの友人に「いい人紹介してよ」と無邪気に言われる
- 「いや、私の知り合い、君の恋愛対象じゃない確率が99%なんだが…」と心でツッコミを入れる。私は虹色のコミュニティセンターではない。
- 24. 代名詞(Pronouns)を伝えるタイミングが分からず、自己紹介がポーカーフェイスになる
- 「(…今言うべきか? でも引かれたらどうしよう?)」という内心の葛藤を隠し、完璧な無表情で「…です。よろしくお願いします」と言い切る。
- 25. 映画のクィアキャラが死ぬ確率の高さに、生存フラグを常に気にする
- クィアなキャラが登場した瞬間、「頼む…! 生き残ってくれ…!」と祈りを捧げ始める。幸せなシーンが続くと、逆に死亡フラグを疑う。
- 26. 「LGBTQってことはおしゃれなんでしょ?」という巨大すぎる期待
- クィア=全員がファッションリーダーという謎の図式。現実は、3年間同じTシャツを着ているし、部屋はジャングルだ。
- 27. アセクシュアルだと明かすと「仙人か何か?」みたいな反応をされる
- 恋愛感情や性的欲求がないと話すと、霞を食べて生きている聖人のように見られる。「悟りを開いたんですね…」と言われるが、俗物です。
- 28. 性別欄が「男・女」しかないアンケート用紙を前に、異次元に迷い込む
- 選択肢がないことで、自分の存在がこの世界線から消去されたような感覚に陥る。「その他」の欄に、自分の宇宙観をポエムで綴りたくなる衝動。
- 29. プライドパレードの写真をSNSに上げたら、一年中お祭り騒ぎだと思われる
- 年に一度のハレの日を投稿しただけなのに、「毎日楽しそうでいいね!」と言われる。普段は地味に働いて納税してます。
- 30. 結局、一番落ち着くのは「普通」を押し付けてこない仲間との、何の変哲もないお茶会
- あらゆるシュールな日常を乗り越え、最終的にたどり着く安息の地。そこでは誰もがただの個人として、どうでもいい話で笑い合っている。
【まとめ】
LGBTQ+あるある30選

LGBTQ+のシュールな「あるある」たち。これらは決して「普通じゃない」ことではなく、多種多様な人々が織りなす、この世界のカラフルで、時に奇妙な日常の一幕です。
もしあなたが当事者なら、この記事で「分かる、分かるぞ…!」と笑ってくれたら本望です。
もしあなたがアライの方なら、友人のあの不可解な言動の裏には、こんな壮大なコメディが隠されていたのかも、と想像してみてください。
違いを笑い飛ばせるこの世界は、きっともっと素敵になるはず。あなたの日常にも、シュールで愛すべき笑いが満ち溢れますように!
よくある質問 (FAQ)
- この「あるある」は、すべてのLGBTQ+の人に当てはまるのですか?
- もちろん、そんなことはありません! LGBTQ+は非常に多様な人々の集まりであり、ここにあるあるとして挙げたのは、数ある経験の中のほんの一部を、ユーモアを交えて表現したものです。あくまで「そういう経験をする人もいるんだな」というエンターテイメントとしてお楽しみください。
- シュールすぎて、元ネタがよく分かりません。
- それこそが本記事の狙いです(笑)。このシュールさは、時にマイノリティが社会とのズレを感じる瞬間のメタファーでもあります。もし意味が分からなくても「なんだか面白いな」と感じていただけたなら、私たちの世界に一歩近づいてくれた証拠です。
- この記事を読んで、LGBTQ+についてもっと知りたくなりました。
- 素晴らしいご質問ありがとうございます! 各地域のNPO団体やプライドセンターのウェブサイトを訪れたり、ドキュメンタリー映画や当事者が書いた書籍を手に取ってみるのがおすすめです。知識は、最高の「アライ(味方)」になるための第一歩です。
2025.06.10 19:37 | |
2025.06.30 07:57 | |
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